どうも。ふくた(@fukushienblog)です。
・社会福祉士の魅力ってなに?
・社会福祉士はどんな時にやりがいを感じるの?
・社会福祉士の苦労ってなに?
・社会福祉士はどんな人におすすめ?
こうした悩みを解決できる記事になっています。
なぜなら私が社会福祉士を取得しており、社会福祉士の魅力を肌でひしひしと感じてきたからです。
- 社会福祉士の魅力
- 社会福祉士のやりがい
- 社会福祉士の苦労
- 社会福祉士をおすすめする人
▶︎本記事の信頼性
本記事では、福祉業界で生きる私が社会福祉士の魅力ややりがいについて解説していきたいと思います。
この記事を読み終えることで、社会福祉士の魅力ややりがい、どんな人におすすめできるかをつかむことができます。
ちょっとのすきま時間に読める内容になっていますので、興味のある方はぜひ参考にしてみて下さい。
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社会福祉士の魅力
社会福祉士は国家資格です。
ですので、資格を取ってしまいさえすれば一生効果があります。
社会福祉士の魅力は、大きく分けて3つあります。
- 人の役に立ったことを実感できる
- 努力次第でキャリアアップ できる
- 今後の需要増が期待できる
順番に解説していきたいと思います。
人の役に立ったことを実感できる
社会福祉士は、身体および精神上の障がい、その他の理由で生活を送ることが難しい方の相談支援を行います。
相談者が安定した生活を送り、幸福感を得られるように様々な社会資源を使ってサポートしていくので、非常に重要なポジションであると言えます。
社会福祉士は、相談者の家族や親族関係、経済力などその人の状況をしっかり把握していなければならないため、相談相手に深く入り込むことが多くなります。
人の役に立った実感をダイレクトに得られるのが社会福祉士の魅力と言っていいでしょう。
努力次第でキャリアアップ できる
社会福祉士は、自身の努力次第でいろいろな方向にキャリアアップしていけるのも魅力のひとつです。
関連資格もたくさんあり、自分の望むキャリアプランに合わせてスキルを伸ばしていけます。
以下、その資格の例です。
- 介護支援専門員(ケアマネージャー)
- 精神保健福祉士
- 介護福祉士
これらばかりでなく、社会福祉士として豊富なキャリアがあると、大学や専門学校に講師として招かれたり、講演会を依頼されたりすることがあります。
施設や事業所に勤務するのではなく、独立して自分の事務所を開業する人もいます。
社会福祉士は、周囲を納得させるだけの実績を積めば、かなり実りある人生を体験することができるのです。
今後の需要増が期待できる
現在の日本は、言わずと知れた超高齢化社会を迎えています。
高齢者が増えるということは、それにともなって介護サービスや福祉サービスの拡大が見込まれるということです。
なぜかと言うと、老化を原因とする身体障がいや精神障がいを患う人が増えるからです。
このような社会変化の中で、医療や介護、福祉などの専門知識を持っている社会福祉士は需要増加が見込め、中長期的に安定して働くことができます。
大きな時代の変化の中、社会福祉士は右肩上がりでニーズが増加していく見込みが立つのです。
社会福祉士として働くメリットやデメリットについて知りたい方は以下の記事をご覧になってください。
⇒社会福祉士で働くメリット・デメリット各3選
社会福祉士のやりがい
社会福祉士の魅力の概要はお話ししました。
次は、社会福祉士のやりがいについて解説します。
社会福祉士の仕事にやりがいを感じるときは、大きく分けて以下の3点です。
- 人から感謝されたとき
- 相談者に適切なサポートができたとき
- 自分の成長を感じたとき
ひとつひとつ解説していきたいと思います。
人から感謝されたとき
「ありがとう。」
社会福祉士の仕事は、利用者さんから感謝の言葉をいただく機会が多いです。
なぜなら、高齢者や障がいを持つ方は皆、ハンデを抱えたまま社会の中で、どうやって自分らしく生きていくか悩んでいるからです。
相談相手が入院患者なら、病気を治して安定した生活を送れるように、社会福祉士としての専門知識を活かしていきます。
このように、相談相手から非常に頼りにされる存在になるのです。
そのため、利用者の家族や親戚からお礼を言われることが多くなります。
「ありがとう。」
この感謝の言葉ひとつで仕事の苦労が報われることも多々あります。
社会福祉士の仕事は、利用者を救う仕事ではあるのですが、利用者に救われる仕事でもあるのです。
相談者に適切なサポートができたとき
社会福祉士は高齢者や障がい者、生活困窮者などからいろいろな相談を受けます。
その相談に対して、数ある社会資源から適切な支援ができる機関を提案できたりアドバイスすることができた時、大変なやりがいを感じます。
なぜかというと、社会福祉士は相談者に対して自立を促さなければならないからです。
どういうことかと言うと、相談者はおかれた環境や状況、心理状態や健康状態など人によって違います。背景が人それぞれなのでこれが正解という支援はありません。
サポート面で数々の困難が待ち受けていますが、それを乗り越えた時のやりがいや達成感は相当なものです。
磨き上げた相談支援力が、社会福祉士としてのやりがいにつながってくるのです。
自分の成長を感じたとき
人はどんな時に仕事で成長を感じるでしょうか。
それはワンステップ上の仕事、難しい仕事をクリアした時です。
先にも述べましたが、支援する対象者はひとりひとり抱えている悩みが違います。生活環境や経済環境も違う中で、その人に合った支援を考えなければなりません。
中には、解決することが不可能に近い案件もあります。社会福祉士の仕事の中には、それくらい難易度の高い仕事もあるのです。
時には、相談者と意見が衝突したり、暴言を吐かれたりすることもあります。
しかし、困難事例を乗り越えた時は、思っている以上に自分自身の成長を感じることができます。
仕事で成長を感じることは、社会福祉士としてのやりがいにつながってきます。
社会福祉士のやりがいに関しては、別記事にも書いています。よろしければ合わせてご覧になってください。
⇒社会福祉士の魅力ややりがいを感じる5つの瞬間
社会福祉士の苦労
社会福祉士の仕事は、やりがいがある反面、苦労もたくさんあります。
その苦労に関しては、大きく分けて3つあります。
- 組織と利用者との板ばさみ
- 便利屋
- 解決が困難な事例に出くわす
ひとつひとつ見ていきます。
組織と利用者との板ばさみ
社会福祉士は、事業所・病院と利用者の間に挟まれて苦労することが多いです。
例えば、自分としては不本意であっても、病院の意向で無理やり利用者を退院させなければならないケースなどがそれに当たります。
つまり、自分の本心と違う提案を相手にしなければならない罪悪感を抱え込んでしまいやすいのです。
組織の意向に沿ったほうがうまくいくこともあるんじゃないの?
もちろんあります。だからこそ、社会福祉士は自分の存在意義に疑問を持ってしまうのです。
そのため、社会福祉士は組織と利用者の板挟みにあって苦労が絶えないのです。
便利屋
社会福祉士は、事業所や病院からいろいろな仕事を任されるため、「便利屋」に見られることがあります。
具体的には、利用者の送迎から不動産との契約まで雑多に任されます。
あまりにも業務のレベル高低差が激しく、自分が本当に仕事で評価されているのか分からなくなりやすいのです。
社会福祉士の基本的な仕事は相談業務です。
しかしながら、そこから逸脱した仕事が多くなると、自分の価値を見失ってしまいます。
もし本当に引き受けたくない仕事があれば、上司と相談して回避を試みるのもありでしょう。
解決が困難な事例に出くわす
困難事例を乗り越えた時、社会福祉士としての成長を感じる。先にこう述べました。
ですが、それを逆にいうとそれだけ苦労をともなうとも言えます。
例としては「ごみ屋敷」の問題。
ごみ屋敷は、近隣住民の苦情を受けて対応しますが、家の中の物はすべてその家の所有者の物のため強制的に処分ができず、対応に苦慮するのです。
「なんとかしてくれ」と言われても、所有者が処分する気がなければどうすることもできません。
そのため、このような困難事例にぶつかってしまうと社会福祉士としての自信がなくなり、悩み込んでしまう人が少なくないのです。
社会福祉士の仕事は、解決するのが難しい仕事を任されるのも現実なのです。
社会福祉士の苦労を「ブラック」という人もいます。よろしければ合わせてお読みになって下さい。
⇒社会福祉士の仕事はブラックだからやめとけ【激務な現実を解説します】
社会福祉士をおすすめする人
社会福祉士をおすすめする人は、「人と接するのが好きな人」です。
なぜなら社会福祉士は、利用者ばかりでなくいろいろな関連機関と接するので、根底に人と接するのが好きな気持ちがなければつとまらないのです。
しかしながら、気持ちだけでもやってはいけません。
相談相手に合った提案ができるように、法律や制度の知識をしっかり整え、状況を分析する能力が必要になります。
まとめると、人が好きで勉強好き、洞察力や分析能力に秀でている方にはおすすめできる職種なのです。
社会福祉士に向いている人・向いていない人の特徴をまとめた記事を書いています。興味のある方はそちらもどうぞ。
⇒社会福祉士に向いている人・向いていない人の特徴5選【乗り越え方つき】
社会福祉士の魅力ややりがいを徹底分析します【達成感がハンパない】
まとめたいと思います。
社会福祉士の魅力ややりがいについてお分かりになっていただけましたでしょうか。
- 社会福祉士の魅力
- 社会福祉士のやりがい
- 社会福祉士の苦労
- 社会福祉士をおすすめする人
相談者には生活自体に困難を抱える人が多いため、社会福祉士の仕事に行き詰まってしまう人は少なくありません。
それでも、人の人生に関わる仕事は、他の仕事では味わうことができない達成感を得ることができます。
人と接することが好きで、勉強し続けることが苦にならない方はぜひ挑戦してみてください。
今回は以上となります。
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