どうも。ふくた(@fukushienblog)です。
・社会福祉士に求められる役割って何かな?
・社会福祉士に求められるスキルってなんだろう?
・今後、社会福祉士に求められるものを知りたい…
こうした悩みを解決できる記事になっています。
なぜなら私が社会福祉士を取得しており、社会福祉士に必要なスキルが分かっているからです。
- 社会福祉士に求められる役割
- 社会福祉士に求められるスキル
- 今後、社会福祉士に求められるもの
▶︎本記事の信頼性
本記事では、福祉業界で生きる私が社会福祉士に求められるスキルについて解説していきたいと思います。
この記事を読み終えることで、社会福祉士に求められる役割、スキル、今後についてつかむことができます。
ちょっとのすきま時間に読める内容になっていますので、興味のある方はぜひ参考にしてみて下さい。
※【登録は無料】福祉の仕事に就職・転職したい方のためにおすすめのサイトをまとめました。たった1分の登録時間があなたの未来を変えます。
社会福祉士に求められる役割
社会福祉士に求められる役割は、生活環境における様々な悩みや困難、不安を抱えている人をサポートすることです。
相談者の悩みには色々な例があります。
- 法律を知らない
- 福祉制度が分からない
- 経済的に困窮している
このような相談者と適切なサービスとの橋渡し役になることが、社会福祉士に求められる大きな役割のひとつです。
そのサービスの提供は、相談者との面談を通して行われます。
なぜなら、相談者のおかれている状況や将来の希望など、相談内容を把握することが重要だからです。
例えば、相談者の住む地域に相談内容に適したサービスはあるか、本人の希望にそっているか、経済的に負担がかからないかなどを考慮します。
そのため、どこまで面談で相談内容を深掘りできるかが大切になってきます。
社会福祉士に求められる役割は、相談者が利用したいサービスに対して最適な提案をできる能力なのです。
社会福祉士に求められるスキル
社会福祉士に求めれるスキルはいくつかあります。
中でも重要なスキルとして、以下の3つが挙げられます。
- コミュニケーション能力
- 相手の立場になって考える能力
- 他職種と連携する能力
ひとつひとつ解説していきたいと思います。
コミュニケーション能力
社会福祉士にとって最も大切なスキルと言っていいのは「コミュニケーション能力」です。
なぜかというと、相談者は「病気」「高齢者」「障がい者」「生活困窮者」など相談背景が様々であり、相談内容もいろいろだからです。
具体的には、コミュニケーションには「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケーション」があります。
言語的コミュニケーションは、言葉や文字などで表現するので分かりやすいのですが、非言語的コミュニケーションは注意深く観察しないと分からないものがあります。
非言語的コミュニケーションの種類には以下のようなものがあります。
- 表情
- 視線
- 姿勢
- 身振り・手振り
- 対人距離感
同じ言葉を話していても、声のトーンや話すスピード、仕草などで相手に伝わる印象は大きく変わります。
言語と非言語、どっちの方が大切なの?
どちらも大切です。ですが、人のコミュニケーションの9割は非言語的コミュニケーションを使っていると言われています。
非言語的コミュニケーションに関して、詳しい情報を知りたい方はこちらの外部記事をどうぞ。
社会福祉士にとって、相談者相手の態度や表情から相手の心情や状況を読み取る能力は、コミュニケーションをとっていく上で非常に重要なスキルとなるのです。
相手の立場になって考える能力
社会福祉士の仕事は、人の話に耳を傾けるところから始まります。
これを「傾聴」とも言います。
相談者の話を聞くことによって、相手の状況を理解し、信頼関係を築いていきます。
ここで大切なのが、相談相手の「ありのまま」を受け止めることです。相手に共感を示すことが社会福祉士としての仕事の第一歩と言えます。
なんでも受け止めていいのかね?
基本的にはすべてを受け止め、共感を持つことが大切になってきます。
共感を示せば相談者も心を開いてくれるようになります。
相手がこちらに好意と関心を持ってくれれば、おのずと相手の気持ちが分かるようになります。
相手の立場に立ってものを考える能力は、社会福祉士に求められるスキルとして重要なのです。
他職種と連携する能力
社会福祉士の求められるスキルとして、他職種と連携する能力が挙げられます。
なぜなら、社会福祉士は相談内容によって、医療機関(医師や看護師、理学療法士、作業療法士)や福祉機関(介護支援専門員、精神保健福祉士、介護福祉士)で働く他の職種との情報共有や連携が必要になってくるからです。
例えば、退院時の相談などがこれに当たります。医療職の専門知識なしではやりきることはできません。
このように、相談支援をするうえで、状況に応じて専門機関や他職種につなげる仕事も、社会福祉士には求められてくるスキルなのです。
社会福祉士のダブルライセンスとして精神保健福祉士の取得をおすすめしています。
⇒社会福祉士と精神保健福祉士のダブルライセンスについて解説します
今後、社会福祉士に求められるもの
今後、社会福祉士は多くの課題に取り組んでいかなければなりません。
日本には、数多くの社会問題が残されています。
以下、その具体例です。
- 少子高齢化
- 人口減少
- 所得格差
- 児童虐待
- 高齢者虐待
このように、社会福祉士は多くの社会問題を解決に導く重要なポジションを担います。
また、日本では「ニッポン一億総活躍プラン」や「働き方改革実行計画」が実施されています。
以下、それぞれの概要です。
このように、社会福祉士は政府全体の動きに合わせて、対応していくスキルが必要になってきます。
毎年のように福祉の制度も目まぐるしく変わる中で、相談者の課題をひとつひとつ解決していける力が社会福祉士には求められてくるのです。
社会福祉士に求められる3つのスキル【一番大事なのは資質です】:まとめ
まとめたいと思います。
社会福祉士に求められるスキルについてお分かりになっていただけましたでしょうか。
- 社会福祉士に求められる役割
- 社会福祉士に求められるスキル
- 今後、社会福祉士に求められるもの
社会福祉士に求められるスキルは色々ありますが、一番大切なのは資質です。
自分に社会福祉士としての資質があるかどうか、今一度考えてみるといいでしょう。
今回は以上となります。
※【登録は無料】福祉の仕事に就職・転職したい方のためにおすすめのサイトをまとめました。たった1分の登録時間があなたの未来を変えます。