介護職員や生活支援員の個人目標・自己評価シートの書き方【例文つき】

介護職員や生活支援員の個人目標・自己評価シートの書き方【例文つき】
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どうも。ふくた(@fukushienblog)です。

読者

・介護職員や生活支援員の個人目標ってなんだろう?
・自己評価シートとか書かされるんだけど、何書いたらいいのかな?

こうした疑問にお答えします。

ふくた

施設や事業所によって異なりますが、職員の成長や適切な人事評価につなげるため、個人目標や自己評価などの提出を求められることがあります。

本記事の内容
  • 介護職員や生活支援員に個人目標・自己評価が必要な理由
  • 介護職員や生活支援員の個人目標・自己評価シートの書き方
  • 個人目標・自己評価シートの例文

▶︎本記事の信頼性

プロフィール

まったくの異業種・未経験から福祉の世界へ!社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士を取得!サービス管理責任者の取得を目指しています!

本記事では、福祉業界で生きる私が介護職員や生活支援員の個人目標・自己評価シートの書き方についてお話ししていきたいと思います。

3分くらいで読むことができるので、気楽に読み進めてみて下さい。

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目次

介護職員や生活支援員に個人目標・自己評価が必要な理由

介護職員や生活支援員に個人目標・自己評価が必要な理由

介護職や生活支援員は、一般企業のサラリーマンのように売り上げを伸ばすとか、制作物を世に流通させることを目指すような仕事ではありません。

読者

それなのに目標とか必要なの?

ふくた

そう思うのも無理はないです。しかし、だからこそ目標があった方がいいのです。

介護職や生活支援員がその時その時のキャリアに応じてそれに見合った目標を掲げることは大事なことです。向かう先があることで仕事に対するモチベーションをキープすることができ、スキルアップも期待できます。

目標があれば業務上の課題や改善点を把握することができます。

個人ばかりでなく、職場全体の意識改革にもつながってくるのです。

このような個人目標シート、自己評価シートを人事評価に活用している事業所は多く存在します。福祉職の仕事は仕事の成果が見えづらいため、評価をこのような書類に頼らざるを得ないのです。

読者

そんなんでも何かに影響するの?

ふくた

目標達成具合によって、昇給や昇格に影響を及ぼします。

ですから、たかが書類と甘く見ず、自分自身の明確な目標設定の方法を身につける必要があります。

介護職員や生活支援員の個人目標・自己評価シートの書き方

目標

介護職員や生活支援員が個人目標や自己評価シートの提出を求められるケースがあります。

その内容は、以下のものを含んでいることが多いです。

  • 現状把握と課題点が見えているかどうか
  • 将来の目標を持っているかどうか

順々に解説していきたいと思います。

現状把握と課題点が見えているかどうか

まずは自分の身の回りの現状把握と課題点が見えているかどうかが一番求められてきます。ポイントは以下の通りとなります。

  • 利用者の情報が頭に入っているかどうか
  • 仕事の流れが理解できているかどうか
  • 利用者や他の職員とコミュニケーションがしっかりとれているかどうか
  • 後輩に指揮・指導ができているかどうか【先輩職員向け】

ひとつひとつ見ていきたいと思います。

利用者の情報が頭に入っているかどうか

高齢者でも障がい者でも利用者の情報がしっかり頭に入っているかどうかは重要になってきます。

病気、障害、服薬、介助が必要なところ、家族構成、他の利用者との関わり方などの情報を把握しているかどうかは求められてきます。

たくさんの利用者と関わってると、つい細かい情報が頭の中から抜けがちです。

特に家族構成や家族関係など、日常業務で目に見えない部分が抜けがちです。

家庭での生活と施設や事業所での生活はつながっていることを忘れてはいけません。

ふくた

家庭で不愉快なことがあると、それをそのまま施設や事業所に持ち込む利用者も少なくありません。

点でものを見るのではなく、線や面でものを見るクセを身につけていきましょう。

全体的な視座に立って、物事を俯瞰して見る力は経営・運営管理サイドに立った時にも必要になってきます。

今のうちから自分の感覚に磨きをかけておきましょう。

仕事の流れが理解できているかどうか

中途や新卒の社員はまずは仕事の流れからしっかり身につけていくのは当然のことですが、先輩職員も随時見直していく必要があります。

基本的なことは忘れやすいからです。

特にカバンや小袋に名前が入っていなかったりすると間違えやすいです。他の利用者のものと間違えてしまうこともよくあります。

ふくた

障がい者の場合、日常動作の中で行動特性なんかもつい見落としてしまいがちです。

また、仕事の流れも刻々と変化していきます。細かいところが変わっていきます。

最初の方に覚えたことだけで働いていると、いつの間にか取り残されてしまいます。これは先輩職員・後輩職員関係ありません。

常に組織の動きにアンテナを張っておいて下さい。

会社の仕事は常に変化していくものだと自覚していきましょう。

利用者や他の職員とコミュニケーションがしっかりとれているかどうか

これが一番の課題です。

介護職員や生活支援員は人と関わるのが苦手な人が多いです。

利用者とは関われるけど、他の職員とは関われない。こんなケースが目立ちます。場合によっては利用者とも関われない人もいます。

中には、よく言われる報告・連絡・相談をおざなりにする職員もいます。

施設や事業所の運営・管理責任者は周囲の人間とのコミュニケーション力も見ています。

もし自分が利用者や家族とうまくコミュニケーションがとれていないと感じるのならば、コミュニケーション能力を高めることを目標に盛り込みましょう。

認知症の高齢者の言動が理解できず、対応に苦慮しているのならば認知症についての知識を身につけることを盛り込みましょう。

もしかしたら、むかつく職員もいるかもしれませんがそこはうまくオブラートに包んでおきましょう。
介護職員や生活支援員の中でむかつく職員の5つの特徴【対処方法つき】

コミュニケーションがどうしても苦手であれば、ひょっとしたら仕事が向いてないのかもしれません。
生活支援員に向いている人・向いていない人の5つの特徴【介護職員も必見】

後輩に指揮・指導ができているかどうか【先輩職員向け】

こちらは先輩職員向けです。

入職して数年経過したら、後輩職員への指導力を求められてきます。

自分が指導した職員が間違いなく業務を適切にこなすことができるかどうかも問われてきます。

そればかりでなくより働きやすい職場の環境づくりや業務の見直しを提案する能力も求められてきます。

仕事内容を正確に把握し、ほとんどのことに臨機応変に対応できる力を備えたいま、周囲に目を向ける能力が要求されてくるのです。

中途や新人職員が育ち、職場の環境が改善されれば自分自身の仕事がやりやすくなります。

このような気概を持って仕事にのぞみましょう。

生活支援員が求められてくる根本的な役割に関しては以下に記事を書いています。
生活支援員の役割 求められる5つの基本的な姿勢【忘れないでね】

将来の目標を持っているかどうか

これも必ずと言っていいほど問われます。

あなたはこの先、どうしたいですか?どうなりたいですか?

スキルアップ、キャリアアップ、資格所得など日頃から明確に答えられる目標を持っておきましょう。

読者

どんなものでもいいのかな?

ふくた

なるべく具体的なものにしましょう。

例えば、介護職員として3年の実務経験を積み、実務者研修を修了して介護福祉士を取得するなど資格取得をアピールするのもいいでしょう。

この場合は、あらかじめ資格取得までの期間を逆算しておくといいです。

もっと身近なことで「利用者を笑顔にしたい」「面白いレクリエーションを企画したい」など些細な目標でもかまいません。

特に利用者の生活の質を良くしていきたいなど書いておくと好感度が高いです。

経営・運営管理サイドに響くような目標を常日頃から考えておきましょう。

以上、書類を書くときに上記のような内容を求められた場合は、いずれも現状に対する正確な自己認識とそれに対する前向きな対応策を書くようにしていきましょう。

個人目標・自己評価シートの例文

ビリヤード

それでは、個人目標・自己評価シートの例文に移りたいと思います。

  1. 【例①】利用者を笑顔にしたい
  2. 【例②】介護・支援技術を向上させたい
  3. 【例③】資格を取りたい

ひとつひとつ見ていきたいと思います。

【例①】利用者を笑顔にしたい

年齢的にも、障害程度的にも笑顔が出ず、無表情な利用者も多いです。

そんな利用者を笑顔にしたいという目標は、施設や事業所の運営・管理人にも響きやすいと思います。

【例文】

私が入職して以来、◯◯さんの笑顔を見たことがほとんどありません。

◯◯さんは、●●という病気なのは百も承知ですが、それでも誕生日にバースデーカードと花束を渡したとき、口角が上がったことがあります。

これからも、ハロウィンやクリスマスなどの施設行事を大切にして、〇〇さんも一緒に参加してプレゼントを作り、気持ちの交流をはかっていきたいと思います。

特定の利用者でもかまいません。

何か利用者に変化を起こすような目標は運営サイドにも喜ばれやすいです。

できれば、その中に「他の利用者ともやってみたい」など広がりを見せるとより好印象を与えるでしょう。

生活支援員の仕事の楽しさを生活支援員が仕事を楽しいと感じるポイント5選【やりがいがすべて】に書いています。よろしければご覧になって下さい。

【例②】介護・支援技術を向上させたい

今の自分のスキルを上げていきたいという個人目標も有効です。

【例文】

私は利用者さんの移乗が苦手です。

一度、手をすべらせたことがあります。幸い、大きな事故にはつながりませんでしたが、これからも介護技術の向上に努めていきたいと思います。

自分でも本を読んだり、動画を見て勉強しているのですが、専門家の生の介護技術を目にする機会を得たいと思います。

つきましては、外部の研修やセミナーに参加する機会をいただきたいと思います。

もしシフトやスケジュールが許せば勉強したいです。

ここでポイントなのが自分でも勉強してるけど、もっと勉強する機会がほしいと書く事です。

やはり、他力本願ばかりでは運営サイドには響きません。

自分もプライベートの時間を割いて、自分磨きしていることをアピールしていきましょう。

とはいえ何を勉強すればいいのか分からない人もいると思います。そんな方は以下の記事をご覧になって下さい。
生活支援員が何を勉強すればいいかが分かります!【特別保存版】

【例③】資格を取りたい

資格の取得は、個人目標としては好材料の一角です。

福祉業界は周辺を国家資格や公的資格で固められているので、アピールしやすいです。

【例文】

私は入職してからもう少しで3年になります。

その間、利用者の食事介助・排泄介助・入浴介助を行ってきて、一定以上の介護技術を身につけられたと思います。

次はこの経験を踏まえて、介護職員実務者研修を受講して介護福祉士の資格を取得したいと思っています。

もし、会社組織に資金面でのフォローが受けられる制度があるのならば、ぜひ利用させていただきたいと思っています。

今勤めている会社に資格取得のバックアップ・フォロー制度がなければ、ここで提案するのもひとつのやり方です。

これを機に考えてくれるかもしれません。

以下では資格の中でも「介護福祉士」にスポットを当てて、生活支援員との関連性を記事を書いています。よろしければ参考になさって下さい。
生活支援員に介護福祉士の資格は必要?介護福祉士がお答えします!

こういう提出書類がある時は、事業所や施設に物申すチャンスでもあります。

チャンスは活かしていきましょう。

介護職員や生活支援員の個人目標・自己評価シートの書き方:まとめ

ゴール

まとめたいと思います。

介護職員や生活支援員の個人目標・自己評価シートの書き方についてお話ししてきましたが、分かっていただけましたでしょうか。

  • 介護職員や生活支援員の個人目標・自己評価シートの書き方
  • 個人目標・自己評価シートの例文

提出書類は施設や事業所に物申すチャンスです。

職場の環境改善案など書いておくといいでしょう。

ただし、やりすぎは禁物です。あまりにも厳しい追求をしすぎると評判を落ちしかねません。

バランス感覚だけは忘れずにしていきましょう。

提出書類を使って施設や事業所に物申したことが裏目に出たら・・・

提出書類を使って施設や事業所に物申したことが裏目に出たら・・・

職場環境改善のために自分の意見をきちんと施設や事業所に伝えた。

にもかかわらず、その後降格や異動などいたる所で冷遇されはじめた。

もし、このような事態になったら他の職場を検討しましょう。意見を取り上げてくれない上に、不遇な処置をくだすような職場にいることは自分の人生を損ねてしまいます。

働きながらでも良いので、求人を探すことから始めましょう。

ちなみに私は福祉業界内で1回転職してます。詳しい内容は以下の通りとなります。

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ふくた

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現役生活支援員が特にオススメする転職エージェント3つ【登録は無料です】

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順番に解説していきたいと思います。

かいご畑

かいご畑 の特徴は以下の通り。

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自費で払うと、結構かかってしまうので是非取得しておきたいところですね。

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登録型派遣とは、世間一般的に認識されている”派遣”の事を指します。

ふくた

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通常、契約期間は2ヶ月更新となっていて、2ヶ月経ったところで同じ事業所で継続して働くのか、違う勤め先を探すのか選択する事ができます。

よほどの職務不適正や本人の不満がなければ継続して雇用され続けるのが一般的です。

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派遣として働いている施設・事業所が気に入ったら、次回は契約更新しないでそのままその施設・事業所に正社員として直接雇用されます。

ふくた

職場の雰囲気や人間関係がわかった後で正社員になりたい!


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ケアジョブ

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ふくた

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ここまで読んでくださりありがとうございました。

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