生活支援員の悩みってほとんどがコレ!【実はお給料じゃないよ】

生活支援員の悩みってほとんどがコレ!【実はお給料じゃないよ】
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どうも。ふくた(@fukushienblog)です。

読者

生活支援員の人って、何か悩みとかってあるの?

こうした疑問にお答えします。

ふくた

生活支援員のみなさん、悩んでますよー。悩みのほとんどがコレですけど。

本記事の内容
  • 生活支援員の悩みってほとんどがコレ!
  • 生活支援員の悩みの解決方法はコレ!

▶︎本記事の信頼性

プロフィール

まったくの異業種・未経験から福祉の世界へ!社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士を取得して3福祉士に!サービス管理責任者も取得しています!

本記事では、福祉業界で生きる私が生活支援員の悩みについてお話ししていきたいと思います。

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目次

生活支援員の悩みってほとんどがコレ!

悩み

生活支援員の悩みのほとんどがズバリこれ!

人間関係です。

福祉業界は何かと給料の低さがクローズアップされがちなので意外に思う人もいるかと思いますが、生活支援員ってお給料よりも人間関係で悩んでいるケースが大半なのです。

  • 職員との人間関係
  • 利用者との人間関係
  • 保護者・家族との人間関係

生活支援員の身の回りの人間関係はほぼこの3つとなります。

それでは、生活支援員の悩みをひとつひとつ解説していきたいと思います。

職員との人間関係

生活支援員の一番の悩みのタネがこれです。

ほとんどこれに集約されていると言っていいでしょう。

その理由は、一般に生活支援員の現場仕事が、最低限の人数によって回されていることに関係しています。

少ない人数で、多忙な業務を回していると、いつしか人間の心は余裕がなくなり、ゆとりのない気持ちで他の職員とも接するようになります。

気持ちに余裕がなくなると、ちょっとした仕事の所作の違いで摩擦が起きたり、強い口調で接するようになってしまうので、必然的に人間関係が悪化していきます。

特に、生活支援員の世界は女性の比率が多いので、陰口・悪口の温床になります。

その牙は、特に弱い立場の人、新卒や中途で入ったばかりの職員にも向けられていきます。入ってまだ間がないのに、仕事が遅い・コミュニケーションをとらない・挨拶をしない・覚えが悪いなど散々言われます。

職員の人数が足りないのに、平気で新人をつぶしにかかる職場もあります。

信じられないでしょう?人が足りないんですよ?

そういう思考よりも、ストレスや不満のはけ口の方が優先されるんです。希望者が少ない職種だからこそ、入ってきてくれた人を大切にしなければならないのに。

この職員との人間関係の悩みは、会社組織そのものが、待遇改善に乗り出さないと絶対に変わっていかない部分だと思います。

ふくた

間違いなく、生活支援員の悩みの原因ナンバーワンです。

利用者との人間関係

生活支援員の二番目の悩みのタネがこれです。

認知症の高齢者、重度の障がい者の相手をする生活支援員は、それだけで心身ともに疲弊します。

同じことを何度も言う、同じことを何度も繰り返す、言うことを聞かない、暴言を吐く、暴力をふるう人間を日々相手にしていかなければならないんです。

うまく対応ができなければそれだけで深刻な悩みとなるでしょう。

この中で、一番しんどいのが暴言を吐く利用者と暴力をふるう利用者の相手をすることです。

「あんたのこのやり方は何よ!」「あんたにはやってもらいたくない!」「顔も見たくない!」「あんたなんか嫌い!他の人に代わって!」

生活支援員だって人間です。

こんな暴言を繰り返し聞かされたら精神的に追い詰められていきます。ひどくなると心を病みます。実際に利用者の暴言が原因で休職に追い込まれてしまうケースもあります。

実は人間ってこの言葉の暴力が一番こたえるんです。

ネットの世界でも、SNS上で誹謗中傷を受けた女子プロレスラーが急死を遂げた話もあります。SNSのように、匿名・テキスト文化の世界でも、言葉は凶器と化すので現実の人間関係ならなおさらです。

それから、生活支援員は利用者の暴力にも耐えていかなければなりません。

認知症の高齢者や重度の知的・精神障害者に殴られた、蹴られた、ひっかかれた、噛みつかれたなんて話は日常茶飯事です。

当然のことながら、虐待につながるので、生活支援員は手を出すことができず、利用者をなだめたり、クールダウンをはかるように誘導していきます。

特に噛みつかれると、一生アトになるケガを負わされることにもなります。

自分を自分で制御できない人間を相手にしなければならない生活支援員。

そんな利用者との人間関係も生活支援員にとって大きな悩みのひとつになってくるでしょう。

保護者・家族との人間関係

保護者・家族との人間関係は一度崩れると修復するのが難しいです。

生活支援員は、利用者の背後にいる保護者・家族にも気を配っていかなければなりません。

「このケガはなんだ!」「排便が拭きとれてないぞ!」「着替えが裏・表間違ってる!」「ちゃんと持ち物をカバンの中に入れてないじゃないか!」「費用の計算が間違ってるぞ!」「知らせが届いてないぞ!」「ちゃんと見てるのか!」

生活支援員がミスをすると、このようなクレームが保護者・家族から施設や事業所に届きます。

ここで、素直に謝り、再発防止につとめる姿勢を示すことが組織として大切なことになってはくるのですが、中には保護者・家族側のエゴを生活支援員側に押し付けてくる場合も多々あります。

「着替えはこの袋にしまえ!」「車イスに乗せるときはこの位置に乗せろ!」「外に出るときは手袋をしろ!」「この靴に履きかえろ!」「ケガしてないか身体の検査をしろ!」

ああしろ、こうしろとただでさえ少ない人数で現場を回してる生活支援員に対して難癖をつけ、いたずらに業務量を増やしていきます。

どう考えても、保護者・家族側のエゴにしか過ぎないケースも多々あるのですが、そう言う場合でも平身低頭、利用者ファーストの対応しかしない施設・事業所が実に多いのです。

毅然な対応ができず、利用者サイドの言うなりになってしまうんです。

いいものはいい、ダメなものはダメ。

はっきり言えば済むことなのに、「利用者様のため」と言う変な縛りをかしてしまってるために、だんだん保護者・家族がクレームマニア、モンスター化してくるんですね。

この辺りも、福祉施設・事業所の弱い部分になってきます。

ふくた

こちらの言うことが聞けないなら、出て行け。代わりはいくらでもいる。

時にはこれくらい強気で出た方が、いい場合もあるんです。

生活支援員が保護者・家族との人間関係に悩むのは、施設や事業所の対応の問題でもあるのです。

生活支援員のきつさに関しては生活支援員がきついと言われる5つの理由【3Kだけじゃないよ】でも書いています。合わせてお読みになって下さい。

生活支援員の悩みの解決方法はコレ!

解決方法

生活支援員が抱える悩みを見ていただきましたが、今度はその解決方法を見ていきたいと思います。

  • 今の職場の経験を他のことに活かす
  • 将来を見すえて行動する
  • 人に悩みを話す
  • 運動をする
  • 就職活動をしてみる

他にもあると思いますが、悩みを解決する方法は共通してひとつだけです。

行動することです。

動かず、止まったままだと、余計に悩みが頭の中をぐるぐる駆けめぐってしまい、解決に至りません。

悩みを抱えている自覚があるのならば、動くことによって解消していきましょう。

就職活動に関しては、以下に記事を書いています。

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生活支援員の悩みってほとんどがコレ!【実はお給料じゃないよ】:まとめ

まとめ

まとめたいと思います。

生活支援員の悩みがお分かりいただけましたでしょうか。

  • 生活支援員の悩みってほとんどがコレ!
  • 生活支援員の悩みの解決方法はコレ!

人間の悩みって、そのほとんどが外因的なものです。

その悩みを受けているだけではダメで、打ち消すような行動をしなければなりません。

  • 職員との人間関係
  • 利用者との人間関係
  • 保護者・家族との人間関係

今回取り上げた生活支援員としての悩みは、抱えたままほっておくと深刻になりやすいものばかりです。

自分自身が燃えつき、疲れてきていると自覚している方は、早く行動しましょう。手遅れにならないうちに。

企業のみならず、広く社会問題になっているバーンアウト(燃え尽き症候群)に関しては、こちらが参考になると思います。

参考:バーンアウト(燃え尽き症候群)とは?うつ病と何が違う?症状と予防法 カオナビ人事用語集

ふくた

以上となります。

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