どうも。ふくた(@fukushienblog)です。
・生活支援員と世話人て何が違うの?
・世話人ってどんなところに勤められるの?
・生活支援員と世話人、なるならどっちがいいかな?
こうした疑問にお答えします。
生活支援員と世話人の違いは、ぶっちゃけ「介護」や「介助」があるかないかだけです。
- 世話人とは?
- 生活支援員と世話人の違い
- 生活支援員と世話人の違い
▶︎本記事の信頼性
本記事では、福祉業界で生きる私が生活支援員と世話人の違いについて解説していきたいと思います。
ちょっとのすきま時間に読める内容になっていますので、興味のある方はぜひ参考にしてみて下さい。
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世話人とは?
世話人とは、障害者総合支援法が定める障害福祉サービスのひとつ障害者グループホーム(共同生活援助)で入居者のサポートを行います。
対象者は以下の通りとなります。
- 知的障がい者
- 精神障がい者
- 身体障がい者
少人数で共同生活を送る住居での支援を提供します。
- 世話人の役割・業務内容
- 世話人の配置基準
- 世話人になるための資格
ひとつひとつ見ていきたいと思います。
世話人の役割・業務内容
世話人は利用者の家事支援や日常生活上での困りごとなどの相談業務を担っています。
主な業務は以下の通りとなります。
- 掃除
- 洗濯
- 食事
- 健康管理
- 金銭管理
- 服薬管理
- 生活相談
障がいを持っている方が相手なので、当然のことながら思いをくみとる洞察力や観察力が求められてきます。
さらに世話人と利用者の距離は近くなりがちです。
密室的で閉鎖的な空間にずっと一緒にいると、食事や生活の制限をかけたり、暴力・暴言など「人権侵害」にあたる行為が行われる可能性が高くなります。
利用者の障がい特性を理解し、障がいに関する基本的な考えを身につけることが何よりも大切になってくるでしょう。
世話人の配置基準
障がい者のグループホームで働く職員は、管理者・サービス管理責任者、そして世話人・生活支援員です。
介護サービス包括型と日中サービス支援型で配置基準が異なります。
例えば4:1の場合、利用者4人に対して世話人1人の設置義務あります。
世話人は、事業所の状況によって上記の配置以上(常勤換算)と定められているのです。
世話人になるための資格
世話人は、一般的な家事能力を活かせる仕事です。
ですから、特に必要な資格や受講必須な研修などはありません。
やる気さえあれば未経験の方でもチャレンジできる職種です。一般的な家事が得意だったり、障がいへの理解がある方は挑戦してみると良いでしょう。
世話人に向いている人を簡単にまとめると以下の通りとなります。
- 食事や洗濯、掃除などの家事が好きな方
- 人の気持ちに寄り添うことが得意な方
- 人と接するのが好きな方
- 障がいに理解のある方
あとはご自身の気持ち次第となります。
生活支援員と世話人の違い
ぶっちゃけ「介護」や「介助」を行うか、行わないかの違いがあります。
それだけ?
平たくいうとこれだけです。
ちなみに障害者グループホームで働く職員は人員配置基準を満たしてさえいれば職務を2つまで兼務することができます。
世話人同様、生活支援員も特別な資格は必要ないので、世話人と生活支援員を掛け持つことができます。ただし、兼務する場合は、世話人の時間帯と生活支援員の時間帯を分ける必要があります。
もし兼務する気があるのであれば、事業所に相談してみるといいでしょう。
生活支援員と世話人、なるならどっち?
どちらでもいいです。
自分が興味のある方を選びましょう。
世話人と生活支援員の違いを簡単にまとめると以下の通りとなります。
世話人の仕事はまず夜勤があります。それに対して、生活支援員の仕事は日勤のみの事業所もあります。夜勤の有無で心身にかかる負担はかなり違ってきます。
この辺りを考慮して決めるのもいいでしょう。
生活支援員の例ですが、夜勤がきつい理由に関して生活支援員の夜勤がきつい5つの理由【給料はあがるけど・・・】に記事を書いています。よろしければそちらも合わせてご覧ください。
生活支援員と世話人の違いを教えます【介護や介助の有・無だけ】:まとめ
まとめたいと思います。
生活支援員と世話人の違いがお分かりになっていただけましたでしょうか。
- 世話人の役割・業務内容
- 世話人の配置基準
- 世話人になるための資格
世話人も生活支援員と同様に、障がいを持つ方に対する深い理解力が必要になってきます。
障がい者のグループホームは、障がいのある方が自立や社会生活を目指し共同生活を行う場所です。
したがって、利用者の成長などを垣間見ることができます。
世話人の仕事に興味を持ったら早速ループホームに連絡してみましょう。
以上となります。
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