どうも。ふくた(@fukushienblog)です。
生活支援員と生活相談員の違いがわからない。どこが違うの?
こうした疑問にお答えします。
- 生活支援員と生活相談員の違いを分かりやすく解説します!
- 生活支援員と生活相談員、どちらを目指した方がいい?
▶︎本記事の信頼性
本記事では、福祉業界で生きる私が生活支援員と生活相談員の違いを分かりやすく解説していきたいと思います。
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生活支援員と生活相談員の違いを分かりやすく解説します!
生活支援員と生活相談員の違いを分かりやすく説明したいと思います。
- 生活支援員と生活相談員の仕事内容の違い
- 生活支援員と生活相談員、なるならどっちの方がいい?
ひとつひとつ見ていきたいと思います。
仕事内容の違い
結論から言うと、
生活支援員は肉体労働、生活相談員は事務作業です。
生活支援員と生活相談員、どちらも利用者の日常生活の向上および自立支援を目指しているという点は同じですが、生活支援員が三大介助(食事・排泄・入浴)、見守り支援など利用者を直接サポートすることを業務のメインにしていることに対して、生活相談員は基本的には利用者の直接支援は行いません。
利用者に対して間接的に支援を行います。
なので、施設管理に関する業務がメインとなります。施設や事業所への受け入れのための説明や契約手続き、予算や会計の処理などを行います。
ここでは、生活相談員に関して、もう少し深掘りしていきたいと思います。
生活相談員って事務作業だけなの?
高齢者施設の生活相談員の例です。
生活相談員も現場の介護業務をやらされます。
相談員の業務だけという施設や事業所はむしろ少ないです。
なぜ、こうなってしまうのかと言うと、人が足りないからです。
相談員だけに専念できる環境をとてもじゃないけど用意できないんですね。相談員だけやりたい方は、その旨よく確認しておきましょう。
それから生活相談員には、もうひとつ隠れた業務があります。実はほとんどの方がこれを見落としがちなんです。
ズバリ!営業です。
意外に思うかもしれませんが、生活相談員の業務内容には内勤・外勤の区分けがなければ、ほぼこの営業が含まれています。
営業とは、施設や事業所の稼働率をあげるためにやるものです!
病院や老人施設にアポを取り、お客さん(=新規利用者さん)の獲得交渉するワケです。
基本的に電話やメールの対応のみで終わる場合はほとんどありません。実際に対面して営業活動を行います。
この営業活動が得手・不得手をまっぷたつに分けます。
「利用者様のため」という、利用者寄り添い型の生活相談員は、「稼働率重視」という売り上げ・数字重視の経営陣に対して、苦しい思いをさせられます。
実はこの利用者に寄り添うタイプの生活相談員って、経営陣から見ると非常にやりにくい存在なんです。
ここら辺を納得できない、もしくは理解できない生活相談員は長続きせず、離職に追い込まれます。
生活支援員と生活相談員、なるならどっちの方がいい?
これは、どちらでもいいです。
現場で利用者の身の回りの世話をするのが好きか、事務書類や営業活動に追われるのが好きか、ご自分の性格・性質に合わせて決めましょう。
ただ、結局は生活相談員になりたいという思いが出てくるでしょう。
それは、現場の生活支援員の仕事が、年を重ねるごとにきつくなってくるからです。
認知症の高齢者や重度の障がい者の相手をする事、それ自体でも厳しいのに、車イスの利用者だとベッドや床などへの移乗が頻回にあります。20代〜30代ならまだしも、40代〜50代だと身体にかかる負担ははかり知れないものがあります。
仕事内容が厳しくなってきた時、次の選択肢として、事務作業中心の業務が浮かび上がってくるのです。
ですから、生活支援員として働きながら、介護福祉士や社会福祉士、精神保健福祉士などを取得して、事務側に転職する職員も珍しくないです。
最終的には、現場の生活支援員から抜けて、生活相談員になった方が将来性はあると言えるでしょう。
障がい者施設で働くための志望動機の書き方は障がい者施設で働く生活支援員の志望動機はこう書け!【例文つき】に書いてあります。よろしければどうぞ。
生活支援員と生活相談員の違いを分かりやすく解説します!:まとめ
まとめたいと思います。
生活支援員と生活相談員の違いがお分かりいただけましたでしょうか。
- 生活支援員と生活相談員の違いを分かりやすく解説します!
- 生活支援員と生活相談員、どちらを目指した方がいい?
生活支援員と生活相談員、名前は似てますが、仕事内容は全然違います。
どっちの方がいいというのもないです。
ただ、業務のしんどさから言ったら、間違いなく将来的には生活相談員を視野に入れた方が明るいでしょう。
生活相談員になるには、介護福祉士や社会福祉士、精神保健福祉士などの資格が必要な場合があります。
将来を見据えた行動のひとつとして、働きながら資格取得を目指すのも一つの手だと思います。
以上となります。
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